第247号 その1 | 低気温のエクスタシー・ハードバージョン

第247号 その1

サマーワ郊外の検問所で警官が銃撃され負傷!


サマーワ郊外のダラージ市で21日未明(日本時間同日午前)、検問中の警察官が不審車両を止めようとして銃撃され、警官1人が負傷した。


☆イラク警官銃撃され負傷=6人拘束、サマワ郊外検問所(時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041121-00000916-jij-int

http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/670.html

イラク警察によると、男6人が拘束された。男たちは盗難車を運転していたという。


★「男たちは盗難車を運転していた」と記事にある。単なる車の盗難事件ならばどうということはないのだが、もしも、爆発物を満載しての自爆攻撃(殉教攻撃)に使用するつもりで車を盗難したのであれば、大変なことである。そのあたりはまだわからないが。




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アルジャジーラ「集団墓地に埋められたファルージャの女性と子ども」


ファルージャ近郊の村の住人は、米国の爆弾攻撃によって死んだ73人の女性と子どもを埋めるのを手伝ったとアルジャジーラに語った。


「わたしたちはここに埋めました。しかし、身元が確認できませんでした。
なぜなら、米軍によって使われたナパーム爆弾のせいで、身体が穴だらけになっていたからです」


☆アルジャジーラの元記事(写真あり)「Falluja women, children in mass grave」

http://english.aljazeera.net/NR/exeres/24EBE5BB-CA3F-462B-8279-546BC1D9B7E6.htm

http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/677.html



☆日本語への妙訳→

http://humphrey.blogtribe.org/entry-a65ea549140eddbea2e3b96b23f3846c.html

http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/682.html

ファルージャ近くのサクラウィヤ村の住人がアルジャジーラに語ったところによると、彼らは73人の女性と子どもの遺体を埋葬する手伝いをしたという。遺体は、誰が誰だかわからないほど焼けていたという。

「私たちは彼女らをここに埋めましたが、誰が誰だか身元はわかりませんでした。というのも、米軍がつかったナパーム弾により、遺体が焼けただれていたからです」と、サクラウィヤ村のある住人は21日(日)に放映された映像で語った。

(以下省略)



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毎日新聞視点「陸自を早期撤収し“追従”脱した支援を」


布施広氏による毎日新聞・視点「陸自を早期撤収し“追従”脱した支援を」。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041122k0000m070143000c.html

http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/678.html

言うまでもなく、陸上自衛隊の派遣だけが救済の手段ではない。

10月6日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、陸自の活動に失望するサマワ市民の声を報じ、ある大学教授は給水作業より「発電所や下水道設備、地下鉄の建設」を日本に求めた。日本人として愉快ではないが、陸自に不満を持つ構造はあるだろう。支援が限定的だとして、または「イラク支援に名を借りた対米支援だ」として。

人的貢献や対米協力の象徴として陸自が先遣的に働く時期は過ぎ、イラク人の要望に沿った支援に移行する時期に入ったと思う。12月14日の期限を節目として陸自の早期撤収を図るべきである。

(略)

「非戦闘地域」での「人道復興支援」というレトリックの陰で、陸自隊員は命懸けで働いているのだ。


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《「10月6日付の米紙ニューヨーク・タイムズ」の関連データー》


☆「自衛隊は期待外れ」 米紙、サマワ市民の声掲載 (共同通信)

http://www.asyura2.com/0406/war60/msg/1200.html

6日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、イラク南部サマワに展開する自衛隊の活動について、地元ムサンナ州の当局者や市民の「自衛隊の活動内容は期待外れ」との声を引用した記事を掲載した。

「発砲なしに駐留する日本部隊」と題した記事は、自衛隊車両は他国部隊の車両に比べ、泥の付着やへこみもなく、東京のカーショールームから出てきたばかりのようだと冒頭で紹介。

一般市民の「日本が来ると聞き楽園への扉が開いたと思ったのに、自衛隊がやったことは、イラクの業者でもできることだった」との不満や、州政府当局者の「満足していない。今の状況にはこれ以上耐えられない」との声を載せ、日本への失望感が敵意に変わり得ると分析している。



☆Japan's Troops Proceed in Iraq Without Shot Fired [NYTimes]

http://www.asyura2.com/0406/war60/msg/1204.html

28歳のAhmed Jawad(Madina al Munawara電気店主)は言った:

「日本人は、ここに人道支援活動のために来ると言ったが、どこに大きいプロジェクトがあるのか?真実は、日本は米国がイラクを占領するのを助けていることである。」




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新華社「ファルージャの60%は依然レジスタンスの支配下に」


日曜日にファルージャを脱出した目撃者の談として「武装勢力がファルージャ市内の60%を掌握し、Jolan地区ではアメリカ部隊を逆包囲」と中国・新華社が報道。

その目撃談によると、米軍は北部と東部の小地域を掌握しているに過ぎない。米軍は庁舎を基地にしているが、そこはレジスタンスに砲撃されている。

レジスタンスは日中からヒットアンドラン戦法で海兵隊を攻撃しつつ夜の戦いに備えている。日暮れ前Jolan地区で大きな爆発音があった。米軍はJolan地区や南部al-Shuhadaa地区を地上から砲撃、空中から爆撃している。

☆「Militant groups control 60 percent of Fallujah: witnesses」

http://news.xinhuanet.com/english/2004-11/22/content_2244288.htm

NEAR FALLUJAH, Iraq, Nov. 21 (Xinhuanet) ― Militant groups in battle―torn Fallujah have controlled 60 percent of the central Iraqi city and surrounded dozens of US Marines in Jolan district,witnesses said Sunday.

"Defenders of the city are controlling 60 percent of the city and they are encircling dozens of US soldiers in Jolan neighborhood," eyewitnesses who managed to sneak out of the city told Xinhua.

Residents of Fallujah said the southern part of Fallujah, whichis still under control of the militant groups, constitutes the larger part of the city, and US troops only control the north andsmall eastern spots in the city.

(以下省略)


★記事冒頭に「NEAR FALLUJAH, Iraq, Nov. 21 (Xinhuanet)」とあるが、どうやら新華社はファルージャ近くに記者か特派員を置いているようである。