第253号 その2 | 低気温のエクスタシー・ハードバージョン

第253号 その2

以下は例によって見出しのみ紹介。あらためてくわしく取りあげる可能性多少あり→



☆ 「解放された」地で、メディア抑圧 [イラク情勢ニュース]
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1018.html


☆視点:軍事法制なき派遣に 軽装で冬山登る危うさ (毎日新聞)
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1034.html


☆住基カード 相次ぐ偽造、不正取得『パスポート並み審査を』(メリットなし、もうやめようぜ)【東京新聞】
http://www.asyura2.com/0406/it06/msg/884.html

住民基本台帳カードの不正取得、偽造事件が相次いでいる。住基カードは顔写真付きで公的な身分証明書にもなるため、外国人が日本人に成り済ますこともでき、実際、不正取得したカードがさまざまな犯罪に悪用されている。総務省は、カード交付に際し、本人確認を徹底するよう自治体に求めているが、対策は不十分なままだ。



☆脳の信号で人工腕をコントロールする実験、サルで成功(WIRED NEWS)
http://www.asyura2.com/0406/it06/msg/886.html


☆「日本は核兵器保有国に」=中国政府研究院、02年に報告書 
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1012.html

中国政府の直属研究機関「中国工程院」が、「日本は原材料、技術、資金の面で、核兵器製造への障害はない。1年以内に使用できる核兵器を造ることも可能であり、核兵器保有能力があると認識されている」などとする報告書を作成していたことが26日分かった。中国が日本の軍事大国化に懸念を強める背景に、日本の核兵器保有への警戒感があるのは確実だ。



☆伊軍駐屯地への攻撃は回避できた 犠牲者身内が国防省に賠償請求(コリエレデラセーラ)
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1032.html

昨年11月に起きたイタリア軍駐屯地に対する爆破事件における
民間人犠牲者の恋人が国防大臣に損害賠償請求を行いました。
現職軍高官、情報部政府監督責任者から証言が出ています。




☆元祖ブルトレ「あさかぜ」、2月末で引退 「さくら」も (朝日新聞)
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/824.html

JR東日本、東海、西日本の各社は、ブルートレインのさきがけになった寝台特急「あさかぜ」(東京―下関)を来年3月1日のダイヤ改定で廃止する方針を決めた。「あさかぜ」は日本で初めて全室冷暖房完備の個室寝台を連結するなど、かつては「走るホテル」と呼ばれたが、新幹線や飛行機に押され乗客は減少。ここ数年の平均乗車率は約30%と低迷していた。東京と長崎を結ぶ「さくら」も廃止される方針で、東京駅発のブルートレインは風前のともしびになる。



☆ドルの自滅[田中宇の国際ニュース解説 2004年11月26日] ←差し迫る経済ハルマゲドン、もう消費できないアメリカ
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/822.html

以前から予測されていたドルの下落が、現実のものになり始めている。ブッシュ政権は2001年の就任直後から、財政支出の増加と、最裕福層に対する減税とを同時に行って故意に財政赤字を拡大させることで経済を活性化できると主張する「レーガノミックス」の政策を開始した。911後には、これに軍事費の急増も加わり、クリントン時代の8年間で黒字に転換したアメリカ財政は、ブッシュの4年間で財政赤字が危険水域とされるGDPの5%を超えるまでに悪化した。




☆天木直人・メディア裏読み(11月28日)見えてきたシナリオ/年金問題はどうなった ほか
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/877.html

拉致問題の幕引きのシナリオが見えてきた。6カ国協議が再開され北朝鮮が核問題で譲歩する。これと引き換えに米国が北朝鮮支援を打ち出す。日本はこれを歓迎し国交正常化の動きを一気に加速する。その背後に米国と中国の合意があり日本はその合意の実現に必死で働きかけてきた。相前後して横田めぐみさん他の拉致不明者の死亡確認について日本政府は調査結果を発表する。とっくにわかっていた結果を世論の怒りを招かないベストのタイミングを見計らって出すのだ。核問題の解決の歓迎ムードの蔭で拉致不明者の家族の無念な声はかき消されていく。世論の同情もやがて立ち消えになっていく。残るのは小泉外交の成功という演出だけである。

(略)

官僚も大臣も1~2年で任期が終わるため、自分の任期中に問題が表面化しないことを優先する。「問題を解決する」という意欲やインセンテブがない以上先送りされるのは当然である。そしてそれはこれからも繰り返される。

(略)

 凡庸な政治家が同じく凡庸な官僚に任せっぱなしで国会答弁を繰り返しているからこのようなあきれた現象が起きる。27日の各紙が報じていることだから国民は皆知っているに違いない。
 12月14日に期限が来る自衛隊のイラク派遣について、これを延長するかどうかは小泉政権の当面の課題のうちの最大のものであろう。なにしろ日本の安全保障、自衛隊の生命に関わる話である。

 その派遣延長の是非をめぐる国会審議の過程で、派遣期間そのものの定義がなされていなかった事が明らかになったのだ。
民主党の若林秀樹議員が26日の参院のイラク有事特別委員会で、撤退には一ヶ月はかかるから仮に今撤退を決定しても12月14日の期限までには間に合わないのではないか、「派遣期間」の定義はどうなっているのか、と質した。これに対し小泉首相は「撤収も活動期間に入る」と明言した。しかし大野長官は、12月14日は与えられた仕事をする期間であり、撤収作業は15日から始めると答えたという。

さすがに審議が一時中断したらしい。しかしその場で政府内の意見調整をしたにも拘らず、大野大臣の再答弁は「いろんな問題があるから個別に判断せざるを得ない問題が起こってくる」というあいまいなものでしかなかった。小泉首相は後で政府統一見解をだすと表明して逃げざるを得なかったのだが、これはイラク特措法を作る段階で誰も派遣期間の定義を考えていなかったということだ。官僚も政治家もこんないい加減さで国民の安全と生命に関わる重大事をどんどんと決めていっているのだ。何もかもが許されていく。我々国民は馬鹿げた扱いをされる存在でしかない。

(略)

こういう記事を読むと気が滅入ってくる。日歯連の政治資金疑惑に見る関係者の発言の食い違いや小泉首相の「人生いろいろ」発言などあらゆる不祥事が「なんとなく」見逃されていく。ここまで権力者の「法の支配」が広く、深く蹂躙されていくこの国と、そこに住む我々国民の「仕方がない」という無力感がこの国の土台を崩してしまっている。



☆日中首脳30日に会談へ  ラオスで小泉・温首相【東京新聞】
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/868.html

小泉純一郎首相が30日にラオス・ビエンチャンで中国の温家宝首相と会談することが27日、決まった。


☆首都は”オレンジ解放区” (「東京新聞」─キエフからの現地リポート記事)
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1054.html

「これはオレンジ革命だ」─。行き交う市民は既に野党候補の逆転勝利を確信したかの様子。人口約260万の首都に集結した野党支持者は数10万人といわれ、連日増加し続ける。政府庁舎前は27日もデモ隊が包囲し、前日からの封鎖は解けていない。
 「どちらの候補を支持するかって?それは話せないよ」。警官はそう言って”オレンジ軍団”の談笑の輪に戻った。

(略)

「こんな政府を守ることは恥ずかしいことだ」。氷点下に冷え込んだ深夜、大統領府前では、野党支持者が対峙する警察官に話しかける。流血の事態を懸念し、神父も姿を見せて説得に当たった。
 「息子が治安部隊にいるの。絶対、銃を使うような事態になって欲しくない」。初老の女性は心配そうな顔つきだ。
こうした願いは兵士の心情にも響く。市民が大統領府に初めて迫った23日の深夜、ジュラルミンの盾に次々となでしこの花を付けられた応援の特殊部隊員約50人は、大統領府に入らず引き揚げた。