第261号 その3 | 低気温のエクスタシー・ハードバージョン

第261号 その3

☆ 日本マスコミ「臆病」の構造―なぜ真実が書けないのか  ベンジャミン・フルフォード著
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/1240.html



☆ベンジャミン・フルフォードにChickenと言われた大マスコミの給与が高いわけ
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☆天木直人・メディア裏読み(12月3日)松野頼三という元政治家/マハティール前マレーシア首相という政治家 ほか
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/1030.html

 かつて私がマレーシアに勤務していた時、絶頂期のマハティール首相に会った事がある。当時彼は心臓のバイパス手術をして間もなかったが、病後の体を押して国政に邁進していた姿に私は強い感銘を受けたものだ。彼は又欧米諸国の身勝手な言動を一貫して批判し続けた政治家でもあった。その直截的な物言いから米国などに徹底的に嫌われているが、国際政治や国際経済の過去をふり返り、現在を直視する時、彼が指摘した事がことごとく正しかったことに今更ながら驚かされるのだ。

 そのマハティール前首相が12月3日付の日経新聞のインタビュー記事でこう述べている。彼の発言こそ世界のどの指導者の発言よりも正しいと思えてならないのだ。

 「・・・又四年間、戦争の時代が続く。ブッシュ大統領は軍事力を背景に先制攻撃をしかけ、他国の政体を変える権利があると考えている。民主主義に反する考えだが、世界は米国を恐れて追従するばかりだ。今後も米国に抑圧された人々は暴力に訴える。安全対策には一層コストがかかり、不確実性はビジネスを萎縮させる。(中略)

イラクは好転するとは思えない。選挙を実施しても新政府は国を掌握できず、米軍の撤退は困難。撤兵すればイラク政府を国内の反政府勢力からの攻撃にさらすことになる。米軍の駐留が続けば国民の怒りは増す。(中略)

(中東紛争は)宗教的対立でも文明の衝突でもない。根本原因はパレスチナ人の土地が奪われた事にあり、あるのは領土的要求だ。加えてイスラエルによる圧制がパレスチナ人の怒りを生む。イスラム教徒は共感し助けようとする。たとえ狂信的であるにせよ、人が何故進んで自分の体に爆弾を縛りつけようとするのか。それだけパレスチナ人は怒り、挫折感を味わっている。真の原因を見つけ取り除かない限り、テロは根絶できない。

北朝鮮の脅威は誇張されている。北朝鮮が核を保有したとしても、使用は自殺行為だ。米とロシアが同国を破壊し侵略さえするかもしれない。北朝鮮はそれを許すほど愚かではない。

米国も入るアジア太平洋経済協力会議(APEC)は経済問題を話し合う場であるにもかかわらず、安全保障問題など他の問題に乗っ取られてしまった。(日本は)東アジア経済圏が世界支配につながるなどとは考えず、積極的に参加すべきだ。欧州連合(EU)と北米自由貿易協定(NAFTA)という二つの経済圏とのバランスをとるのが目的だからだ。

すべての風が東洋に向かって吹いている。西洋は世界を主導する力を失い、成長しようとしているのは東南アジアと日、中、韓そしてインドだ。各国がまとまることで世界に調和をもたらすことが出来ればと思う」

私は心から願う。小泉首相にこのような世界観、歴史観そして平和に対する思いがいささかでもあったならと。

マハティール元首相が政治家であれば、「人生いろいろ」、「自衛隊がいくところが非戦闘地域だ」などと国会答弁を茶化してそれが受けると勘違いしているような小泉首相も政治家である。なんだか悲しい。

(略)

毎日の新聞には思わぬ人の思わぬ言葉を発見する事がある。その一々を紹介していたらキリがないが気まぐれにいくつか紹介したい。

11月24日の日経新聞広告欄の星野仙一の言葉
「・・・今の日本人は、世の中に対して怒りを感じなくなっているようだ。それじゃいかん。自分の職場だけではなく、政治や法律などおかしなことはたくさんあるのだから、もっと腹を立てるべきだ。仕事でも私生活でも一切怒りを感じないというのは、何事も夢中になっていないからだろう。・・・すべての日本人に聞きたい。仕事でも恋でもいいから、お前には何か一つでも夢中になっていることがあるんかと・・・」

11月27日の日経新聞広告欄の林 望(作家、学者)の言葉
「・・・これからは、個人に帰る時代です。・・・協調と調和に重きが置かれる日本では、個人が自分なりの価値観を持つことにためらいもあるでしょう。しかし、いよいよ個人の資質が問われる時代になりました。・・・人と違うことを恐れず、名誉ある孤立をするとき、大切なのは人望や人徳です。利己主義にならず、勇気と覚悟を持って個人としての人生を創造的に・・・邁進してほしい」

12月3日の東京新聞、こちら特報部、「識者に聞く今年の流行語」のなかで「ヨン様」という言葉を敢えて選んだデーブ・スペクターの言葉
「・・・一人の芸能人が日本人の韓国に対する先入観をあっという間に和らげてしまった。結局、一芸能人の方が政治家や外務省よりもはるかに影響力があることが、はっきりしたわけだよね・・・」



☆イラク自衛隊派遣延長問題で気を吐く─亀井静香元政調会長(「毎日新聞」)
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/1035.html

「小泉首相が今後2年間、任期満了を迎えるまでにやりたい放題した後、どんな人気者が総理・総裁になっても、もう自民党は選挙には勝てないとみんな気がついている。だから今のまま、一日でも長く議員バッジをつけていたいだけだ。みんな選挙を恐れる解散恐怖症にかかっている。小泉首相サイドはそこを見抜き、うまく解散カードをちらつかせて、党内の反論を封じ込めている」

「今の自民党は溶けている状態だ。瓦解するなら音が出るので分かるが、溶けているので気づかない。公明党は、そんな自民党から逃げ出すことを考えている。これまでも公明党は、政策面で相当自民党に譲歩して、支持団体から批判されている。来年1月以降はどうなるか分からない」



☆米、マネー流入に変調 日本政府、ドル安で米国債の売却も検討・英紙
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/953.html



☆治安回復願い、平和の折り鶴=空から1億2千万羽放つ-タイ南部(時事通信)
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1599.html

タイ政府は5日、同国最南部のヤラー、パッタニー、ナラティワートの3県で、平和を祈念して国民から集めた折り鶴約1億2000万羽を上空から放った。
 イスラム系住民が集中するこれら3県では年初来、分離独立派が主導しているとされる武装集団と治安当局の衝突などで550人以上が死亡し、治安が極度に悪化。この日のプミポン国王の誕生日祝賀行事の一環として、タクシン首相が3県の治安回復を願って折り鶴を作るよう国民に呼び掛けていた。



☆権力者が「常識」を説くとき 水島朝穂
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1575.html

だが、権力担当者が自己の行動を「常識」によって正当化する非常識に、市民もマスコミもさらに敏感になるべきだろう。 



☆アラブ連盟とスペインが、文明間同盟発足へ向けて、一つの団体を作る(エル・ムンド)
http://www.asyura2.com/0411/war64/msg/103.html

12月5日付のエル・ムンド紙(電子版)は、パレスチナ、イスラエル、エジプト各国を訪問中であるスペイン外相ミゲル・アンヘル・モラティノスがカイロでアラブ連盟の事務総長などと会談し、スペイン政府が提唱している「西側世界とアラブ・イスラム世界の間での文明間同盟」への支持を取り付け、実現へ向けてあるグループを作ることに合意した、ということを報道しています。



☆オーストラリア国防相、バクダッド空港から動けず。 news.com.au
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1583.html

オーストラリア国防相、バクダッド空港から動けず。大使館にもグリーンゾーンにも行けず。
「こんなに危険な状態は4回の訪問で初めてだ。」
「ヘリはもっと重要な任務で出払っていて使えなかった」
とのこと。




☆東北最古の城柵跡か 郡山遺跡、蝦夷征服史に光(共同通信)
http://www.asyura2.com/0403/ishihara8/msg/570.html

飛鳥から奈良時代の朝廷の官衙(かんが)(役所)跡が見つかった仙台市太白区の郡山遺跡が、蝦夷(えみし)と呼ばれた東北地方住民を支配するために設置された最古の城柵(じょうさく)であるとの見方が強まっている。蝦夷に服属を誓わせる儀式に使われたとみられる石組みの池も発見され、朝廷の東北征服の実態を解明する上で注目されている。



☆32知事が全体像『不満』三位一体改革でアンケート【東京新聞】
http://www.asyura2.com/0403/ishihara8/msg/569.html

政府、与党が決めた国・地方財政の三位一体改革の全体像を、都道府県知事で評価しているのは二人だけで、七割に当たる三十二人が「大いに不満」か「どちらかといえば不満」としていることが三日、共同通信社のアンケートで分かった。


☆自衛隊のイラク派遣「自動延長」の様相=首相説明、閣議決定後に(時事通信)
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/1037.html

 政府・与党は5日、大野功統防衛庁長官に続いて自民、公明両党の幹事長がイラク・サマワの視察に出発、14日が期限の自衛隊派遣期間の延長決定に向けた環境整備に動きだした。ただ、派遣延長が既定路線となる中で、10日の閣議決定をにらんだ駆け込み的な世論対策の印象もぬぐえない。小泉純一郎首相は閣議決定後に初めて考え方を国民に明らかにする意向で、説明責任に不安を残したままの延長決定となるのは必至だ。 



☆「日本の再生は小泉首相の失脚から始まる」(森田実の時代を斬る)
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/1034.html

Q君。最近、力のある書籍が出版されるようになりました。この新たな出版の流れが、日本の将来をつくる力になると思います。出版に注目しましょう。本屋へ行きましょう。大新聞は読む価値がありません。大新聞を購読するのをやめましょう。大テレビを見るのもやめましょう。そして本を読みましょう。



☆ジャパンタイムズ 
GSDF officer involved in LDP's draft for constitutional revision
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/1032.html

A senior officer in the Ground Self-Defense Force has compiled a draft plan for revising the Constitution to authorize the existence of a "military force" and enable the nation to engage in collective defense, it was learned Saturday.
The officer submitted the plan in October to Gen Nakatani, a former Defense Agency chief who currently heads a Liberal Democratic Party committee tasked with drafting the party's proposal for a constitutional amendment, according to sources familiar with the case.




☆そうだよ。彼は東條サンと一緒だよ。憲兵政治に頼ったが、それでも引き摺り下ろされた。
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/1040.html
投稿者 新世紀人

(回答先: 「日本の再生は小泉首相の失脚から始まる」(森田実の時代を斬る) 投稿者 セーラー服ときかんぼう

東條サンは生真面目な人だったようだがね。
婦女暴行疑惑で裁判を起こされている人とは大分違うでしょうけどね。
しかし、政治状況的には、全くそっくりだ。
賢明さによって、こうならなかったのが細川首相だ。彼は賢い人であったので、全体主義政権の首相に祭り上げられる危険性を察知したのだろう。近衛さんや細川家のご先祖が守って下さったのだろうが、彼自身の常日頃の考え方も落ち着きが有ったのだろう。

しかし、考えておくべきなのは、日本の終戦時の首相は東條サンではなかったことだ。
彼は、「憲兵政治」を敷いて、国民から(軍人達からも)恐れられていた。
しかし、そんな彼でも、引き摺り下ろされていたのである。
戦時中には、国民に民主主義なんか保障されてはいなかった。
それでも、彼は引き摺り下ろされたのである。
ソ連でも、スターリンの死によって、ベリヤは逮捕されたのである。これによって、恐怖政治の終わりが始まった。これは未だに継続中ではあるが。
今の日本の情勢は「亜憲兵政治」である。それは、皆さんはお判りだろう。
政治力学は足し算・引き算ではない。計算は立たないものである。会計学では測れないものである。
戦争も同じである。しかし、無理な作戦は必ず失敗をするものである。これは「鉄則」だ。
小泉さんは何処へ行く?



☆拉致「救う会」幹事、カンパ私物化の疑いで正式解任(読売新聞)
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/1041.html

北朝鮮による拉致被害者家族の支援組織「救う会」は5日、東京都内で幹事会を開き、同会幹事で地方組織「救う会新潟」前会長の小島晴則氏が「カンパの一部を私物化した疑いがある」として、幹事の解任を正式決定した。